Q.アジア養蜂研究協会(AAA)とは何ですか?
A.アジア養蜂研究協会(AAA) は、1992年アジア地域のミツバチと養蜂に関心を持つ各国のミツバチ研究者や養蜂家、開発事業関係者などの情報交換を促進することを目的に設立されました。今年は第9回大会が中国・浙江省杭州市にて開催されます。
アジア養蜂研究協会(AAA)大会は、過去8回開催されています。
第1回 タイ・バンコク (1992年)
第2回 インドネシア・ジョグジャカルタ (1994年)
第3回 ベトナム・ハノイ (1996年)
第4回 ネパール・カトマンズ (1998年)
第5回 タイ・チェンマイ (2000年)
第6回 インド・バンガロール (2002年)
第7回 フィリピン・ロスバニョス (2004年)
第8回 オーストラリア・パース (2006年)
Q.アピシン量を測るにはどのようにすればよろしいのでしょうか?
A.HPLC(高速液体クロマトグラフィー)を用いてタンパク成分の含有率を測定します。
Q.ローヤルゼリーはどのようなものですか?
A.ローヤルゼリーは、働き蜂の下咽頭腺および大顎からなる頭部腺組織で作られる分泌物で、半透明乳白色の物質です。
この分泌物の産出される期間は、働き蜂が育児蜂と呼ばれる日齢6~12日に限られています。
そして、女王蜂はこのローヤルゼリーを餌に1日に2,000個~3,000個の卵を産み、その寿命はローヤルゼリーを主食としない働き蜂が30~45日であるのに対し、女王蜂は3~4年生存することが分かっています。
ローヤルゼリーは、タンパク質(特に高品質なアミノ酸)、糖質、脂肪酸をはじめ、各種ビタミン、ミネラルをバランスよく含み、人体に重要な要素を含有する天然の生産物であり、長年の研究により栄養学的意義や薬理学的作用が明らかになりつつあり、臨床試験も散見され、ローヤルゼリーの有用性と安全性が認められてきています。
主な作用として、創傷治癒促進作用1)、抗腫瘍作用2, 3)、血清コレステロールおよび脂質低下作用4)、血流量増加および血圧降下作用5)、性中枢老化防止作用6)、抗菌作用7, 8)、体重増加および成長促進作用9)、放射線および化学療法剤の副作用軽減作用10, 11, 12)などの有用性が認められています。
Q.アピシンはどのようなものですか?
A.ローヤルゼリーに含まれている糖タンパク質で、分子量が約5.5万の構成単位が6個結合したものです。
アピシンには細胞増殖作用13)が認められています。
【文献】
1)Fujii et al., Japan J. Pharmacol., 53, 331-337 (1990)
2)Townsend G. F. et al., Nature, 183, 1270-1271 (1959)
3)田村豊幸ら, 日薬理誌, 89, 73-80 (1987)
4)中陳静男ら, 生薬学雑誌, 36(1), 65-69 (1982)
5)篠田雅人ら, 薬学雑誌, 98(2), 139-145 (1978)
6)九嶋勝司ら, 老年病, 6(1), 27-30 (1962)
7)Murray S Blum et al., Science, 130, 452-453 (1959)
8)S. Fujiwara et al., J. Biol. Chem., 265(19), 11333-11337 (1990)
9)河村潤之助, 昭和医学会誌, 20(10), 93-99 (1961)
10)江森豊ら, Biotherapy, 12(2), 313-319 (1998)
11)江森豊ら, Biotherapy, 12(8), 1143-1148 (1998)
12)吉崎宏, 基礎と臨床, 9, 23-28 (1975)
13)米倉政実, ミツバチ科学, 19(1), 15-22 (1998)

